【事例紹介】LONGiの防眩技術が支える、ベルギー・へント大学病院の脱炭素化

ヘリポートに隣接する病院で、1.2MWpの太陽光発電を実現

ベルギーのへント大学病院に、LONGiの防眩型太陽光モジュール「Hi-MO X10 Guardian Anti-Glare Pro」を採用した、1.2MWpの太陽光発電システムが導入されました。ヘリポートに隣接する立体駐車場で、反射光への配慮と再生可能エネルギーの活用を両立した事例です。

駐車場の屋上を、再生可能エネルギーの供給拠点に

ゲント大学病院は、2050年までのカーボンニュートラル実現を目指し、病院キャンパスの再整備を進めています。その一環として活用されたのが、約1,800台を収容する立体駐車場の屋上です。

駐車場としての機能に発電機能を加えることで、既存の空間を有効活用し、病院で使用する電力の再生可能エネルギー化を後押しします。

導入の鍵となった、ヘリポートへの反射光対策

隣接するヘリポートでは、救急患者や新生児、移植用臓器などの緊急搬送に24時間体制で対応しています。

計画地がヘリコプターの進入・離陸経路に近いため、太陽光モジュールの反射光によるまぶしさ(グレア)が課題となりました。パイロットの視界への影響を抑えることが、導入に向けた重要な条件だったのです。

防眩ガラスとバックコンタクト技術で、設置環境に対応

この課題に応えたのが、Hi-MO X10 Guardian Anti-Glare Proです。特殊な表面構造を持つガラスが反射光を分散させ、特定の方向に強い光が集中することを抑えます。

さらに、電極をセルの裏面に配置するバックコンタクト(BC)技術を採用。受光面の電極による遮光を抑え、太陽光を効率よく取り込みます。

総反射率は測定値で約0.9%。欧州向けAnti-Glare ProのLR8-66HVDモデルは、最大出力640W、最大モジュール変換効率23.69%を備え、防眩性と発電性能を両立しています。

※出力・変換効率は上記製品モデルの最大値です。本プロジェクトの全設置モジュールの定格値を示すものではありません。

施設の運用に配慮しながら、脱炭素化を進める

本プロジェクトでは、防眩モジュールによって反射光を抑えながら、ヘリポートの運用と1.2MWpの太陽光発電を両立しています。

この事例からは、施設固有の条件に合ったモジュールの選定が、屋上空間の活用と脱炭素化を進める鍵になることが分かります。